エラ削りのダウンタイム

エラ削りにおけるダウンタイム

腫れの程度は

エラ削りにおける腫れですが、基本的には大きく腫れるとお考えください。この腫れに強さ、腫れの期間がいわゆるダウンタイムと考えて頂いて構いません。

腫れというのは翌日から2、3日程度が腫れのピークで一番強い腫れを引き起こし、その後少しづつ腫れが引いてきます。
1週間程度でピーク時の腫れに比べ6、7割の腫れが落ち着いてきます。マスクをすれば十分隠せますが、メイク等で誤魔化すことは難しいです。
10日から2週間程度で8、9割程度の腫れが落ち着いてきますのでようやくマスクの必要ない生活が可能になるとお考えください。

ただし、腫れというのは個人差が大きいということ、エラを削った範囲や程度が大きくなれば大きくなるほど腫れは強くなるものです。

(私たちの腫れへの取り組み)

当院でのエラ削りの術後の腫れ対策は、「腫れさせない・短期間で落ち着かせる」です。腫れの原因は術後の炎症によるリンパ液の貯留、出血などによる血腫です。そのため術中の十分な洗浄をすること、術後のドレナージによってリンパ液や血液の貯留を最小限に留めること、ドレッシングをしっかりとすることで腫れを最小限に留めるようさまざまな取り組みを実践しています。
もちろん、それらの取り組みによって腫れがゼロになる訳ではありませんが、腫れの強さ、腫れの持続期間を大きく短縮させることができます。
ドレッシングやドレナージをせずに日帰り手術で簡単に帰ることも大切です。しかし、軽度な術後ケアによって腫れが強くなったり、腫れの期間が長期化してしまっては何の意味もありません。私たちは原則「最小限のダウンタイムに留める」ということを優先しています。

どこが腫れるのか

エラ削りでどこが腫れるのか。それはエラ部分と口周りです。頬骨削りなどは目元が大きく腫れるのですが、エラ削りの場合は、エラ部分、口周りに強い腫れを引き起こします。

少しでも腫れを最小限に留めるよう術後のドレッシング・圧迫を強力に行い、フェイスマスクでさらに強い圧迫を行います。

痛みの持続期間は

術後の痛みですが、何もしなければ強い痛みを感じることはありません。エラ削りの術後の痛みは内服で十分にコントロールできるのでご安心ください。
ただし、エラ部分の骨膜を剥がすことによって咬筋に炎症を与えてしまうため口を開けるなどの動作の際に筋肉痛のような痛みを感じることがあります。

(痛みを最小限・最短期間に留める)

痛みについては内服で調整しますが、それでもお口を開けたりする際の痛みについては痛み止めで止めることはできません。そのため当院では理学療法士による運動療法、術後リハを行っています。術後リハビリで動きの制限が早期に改善するだけではなく、痛みについても早期に回復させることができます。

│どれくらい仕事を休むべきか
どれくらい仕事を休むべきか?ということですが、こればかりは正解というのはありません。できる限り長期のお休みを推奨しています。
ただ実際には多くの方は1週間程度のお休みを取られる方が多いようです。
不自然な腫れが2週間持続するようなことはありませんのでご安心ください。

│あまり参考にすべきではないこと
エラ削りのダウンタイムを知る上でみなさんが参考にされるのが、インスタやブログなどでしょう。もちろん、一定の参考になりますが、多くの方が似たような経過を辿るわけではありません。エラ削りのダウンタイムですが、個人差が非常に大きいんです。
もちろん、個々の体質なども大きく影響しますが、ダウンタイムの長さに一番影響するのは治療する範囲です。削る範囲や削り取る量が多くなれば多くなる程、術後の炎症はより強くなるのです。また、腫れの期間も同じことなのです。
SNSやブログというのはあくまで参考程度に留めて置きましょう。私たちはあまり意味のない情報だと考えています。

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